天然記念物日本 - まなみの裏ブログ

東京都台東区にある上野動物園では、２４日に青森県の下北半島に生息する
国の天然記念物の「北限のニホンザル」２３匹を一般公開しました。

ところが初めての環境に興奮した１匹のサルが、
サル山の塀を乗り越えて逃げ出すというトラブルが起こったそうです。

すぐに職員が網や麻酔銃をもってサルの行方を捜したそうですが、
園内で見つからなかったことから、すでに園外へ出たと思われ
その後は目撃情報をもとに捕獲作業を続けるということでした。

そもそも「北限のニホンザル」は青森県で生息数が増えすぎたため、
むつ市がサルの駆除を始めることをしった上野動物園が、
サル達の引き取りを申し出て、昨年の４月に捕獲された一部が
東京へ上京していたそうです。

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サルに怪我はなく健康上の問題はないようですが、
サルにとっては見たこともない環境で少し疲れた様子だそうです。

東京に来なければ駆除されていたという事情を、
サルが理解できるわけもなく・・・。
少しでも早く環境に慣れて人気者になってくれればと、願うばかりです。